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オンライン事務代行とは?小さな会社こそ活用すべき理由と5社比較
2025年06月04日 DX支援, 経理

オンライン事務代行とは?小さな会社こそ活用すべき理由と5社比較

オンライン事務代行の活用について検討しているところでしょうか?

「雑務に追われて、本来の仕事が進まない…」「もう一人、自分がいたら良いのに…」そんな悩みを抱えていませんか?

 

経理や資料作成、メール対応、データ入力。会社を運営するうえで欠かせない事務作業ですが、気づけば毎日の大半をその対応に費やしてしまっている…というケースは少なくありません。

「できれば誰かに任せたいけれど、採用コストも教育コストもかけられない」と悩む企業や個人事業主の間で注目されているのが、オンライン事務代行という選択肢です。

 

この記事では、オンライン事務代行の基本から、おすすめサービスの比較、自社に合った選び方までをサービスを提供する当社が分かりやすく解説します。「人手不足でも業務を回したい」という方にこそ、ぜひ読んでいただきたい内容です。

オンライン事務代行とは?

オンライン事務代行とは、リモートワーク環境で、企業のバックオフィス業務を代行してくれるサービスです。

外部の専門スタッフが、経理・総務・庶務など、幅広い事務作業を担当してくれます。特に小規模企業や個人事業主にとって、業務の効率化やコスト削減、業務負担の軽減が期待できる方法として注目されています。

 

どんな業務をオンライン事務代行に任せられるのか?

具体的には、以下の業務が依頼可能です。

 

・経理業務(請求書作成・経費精算・会計ソフトへの入力など)

・総務業務(社員対応・資料作成・契約書管理)

・庶務業務(スケジュール管理・データ入力・電話応対)

 

オンライン事務代行は、派遣社員やアルバイトとの違いとして、基本的に外部の企業と契約する形で依頼します。また、基本的にリモートで対応するため、オフィススペースを必要とせず、時間や場所にとらわれない柔軟な業務対応が可能です。

オンライン事務代行はどんな企業に向いている?

オンライン事務代行は、特に以下のような企業に向いています。

1. ひとり事務・経理を兼務している企業

多くの業務を一人でこなさなければならず、手が回らないという悩みを抱えている企業に最適です。外部に任せることで、社内リソースを最適化できます。

2. 採用が難しい小規模企業・スタートアップ

新しい事業を立ち上げたばかりで、採用や育成に十分なコストをかけられない企業にとって、オンライン事務代行はコストパフォーマンスが良い選択肢です。

3. ツール導入だけでは業務改善が進まなかった企業

業務のデジタル化や自動化を進めてきたが、人的対応が必要な場面で困っている企業にも有効です。ツールだけではカバーしきれない業務を外部に任せることで、業務効率化を図れます。

 

オンライン事務代行のメリットと注意点

メリット

1. 業務の属人化を防げる

外部のプロフェッショナルに業務を任せることで、社内の特定の人物に依存することなく、業務が継続的に進められます。

2. 在宅勤務にも適応できる

リモートワークが普及する中で、オンライン事務代行は、場所にとらわれずに業務を進められるため、柔軟な働き方が可能です。

3. 即戦力となる

経験豊富な専門家が対応するため、業務の即時対応が期待でき、急な作業にも対応しやすいです。

4. 一部業務だけの依頼から“まるっと外注”まで柔軟に選べる

「請求書作成だけ」などのスポット業務から、「経理まるごと」「バックオフィス全部」など包括的な対応まで、ニーズに応じたカスタマイズが可能です。

5. 固定費ではなく変動費化できる

社員を雇うよりも、業務量に応じてコストを調整できるため、事業の成長段階に合わせてムリなく利用できます。

6. 客観的な視点で業務改善のヒントをもらえることも

第三者だからこそ気づける非効率な業務フローや改善点を指摘してもらえるケースもあります。

 

注意点

1. 情報共有や指示の仕方に工夫が必要

対面でのやり取りがない分、業務の背景や細かなニュアンスが伝わりづらいことも。マニュアルやチャットツールを活用し、スムーズな指示・報連相ができる環境づくりが大切です。

2. セキュリティ体制の確認は必須

機密情報を扱う業務を依頼する場合、データの取り扱いやセキュリティ体制がしっかりしているかを事前にチェックしましょう。

3. 対応スピードや品質に差がある場合も

担当者やサービスごとに対応力には差があります。口コミや事前面談を活用し、自社の求めるレベルに合うかを見極めることが重要です。

4. コア業務との線引きを明確にする必要がある

すべてを外注するのではなく、「外に任せる仕事/社内に残すべき仕事」をしっかり整理することで、代行の効果が最大化されます。

 

オンライン事務代行は、うまく活用すれば業務効率化やコスト削減につながる一方で、選び方や使い方を誤ると思わぬトラブルになることもあります。

そこで次に、数あるサービスの中から自社に合った事務代行サービスを選ぶためのポイントと、代表的なサービスの特徴を比較しながらご紹介します。

オンライン事務代行サービスの比較(5社)

サービス名 対応業務 月額費用(目安) 契約期間 特徴
caddy 経理を軸にした経営サポート 柔軟対応(5万円〜) 6か月~※推奨1年 経理を軸にした経営サポートが主軸だが、それ以外の業務も幅広くよしなに対応可能

小規模にも伴走対応

フジ子さん 経理・人事・庶務・資料作成など 約5〜15万円(30時間〜) 最短1ヶ月〜 比較的低価格なサービス

官公庁も導入しており信頼度が高い

HELP YOU 経理・人事・営業サポート・SNS運用 約10万円〜(内容による) 6ヶ月〜 幅広い業務に対応

チーム制でスキルを組み合わせた広範囲の業務をサポート可能

キャスター(CASTER BIZ) 経理・人事・採用・営業事務など 約4.6万円〜(10時間〜) 1ヶ月〜 オンライン秘書の先駆け

累計5,000社の実績あり

i-STAFF 経理・資料作成・カスタマーサポートなど 約11.4万円〜(30時間〜) 6ヶ月〜 独自の厳選採用基準

対応の質に定評あり

※サービスの詳細は異なる場合がございます。詳細は各社サービスサイトをご確認ください。

caddy

特徴:

経理を中心に経営を支え、バックオフィス全般をまるっとお任せ!

特に、経理業務を単に「処理」で終わらせず、経営判断に必要なデータを可視化し、データに基づいた戦略的なバックオフィスで経営者をサポート

 

主な対応領域:

・経理(請求書発行、記帳代行)

・人事・労務(給与計算、採用補助)

・総務・庶務(資料作成、契約書処理)

・DX推進、補助金支援 など

 

プラン例:

スタータープラン:月額5万円〜

※業務量や内容に応じた個別見積り制

caddy公式サイト

フジ子さん

特徴:

「低コスト×高品質」で人気のオンラインアシスタントサービス。官公庁も導入しており、信頼性が高いと言えます。事務作業に限らず、経理やWeb更新、カスタマー対応など幅広く対応。

 

主な対応領域:

・経理補助(請求書発行、経費精算)

・スケジュール管理

・資料作成

・翻訳・英語メール対応

・SNS運用補助 など

 

プラン例:

月30時間〜利用可能な月額定額制(例:月額59,600円~)

トライアルプランあり(2時間無料)

フジ子さん公式サイト

HELP YOU

特徴:

各分野の専門チームが対応する「分業体制」が強み。多様な業務を一括して依頼でき、企業の成長段階に合わせた柔軟なサポートが可能。マネジメント専任担当者がつくので、業務整理もスムーズ。

 

主な対応領域:

・経理、総務、営業事務

・マーケティング補助(リサーチ、記事作成)

・人事・採用サポート

・資料作成

・庶務全般

 

プラン例:

月30時間〜利用できる月額制(例:月100,000円〜)

業務量に応じたカスタム対応も可能

HELP YOU公式サイト

キャスター(Caster Biz)

特徴:

即戦力レベルの人材を厳選採用しており、質の高い対応に定評があります。専任アシスタント制なので、継続的な依頼にも向いています。上場企業からベンチャーまで幅広く導入実績あり。

 

主な対応領域:

・秘書・スケジュール管理

・経理・請求書発行

・営業資料作成

・採用サポート

・翻訳・調査などの業務も対応可能

 

プラン例:

月10時間〜(例:月46,000円〜)

最低契約期間:1ヶ月〜

Caster Biz公式サイト

i-STAFF(アイスタッフ)

特徴:

女性を中心としたスタッフが在籍。全スタッフが正社員採用+事前テスト通過者のため、品質と対応力が非常に高い点が魅力です。企業ごとの業務内容に応じて担当者をアサイン。

 

主な対応領域:

・スケジュール調整・メール代行

・経理業務

・リサーチ

・営業資料・企画書作成

・事務全般のサポート

 

プラン例:

月30時間〜(例:月114,000円〜)

プランは業務内容や工数に応じて個別見積り

iSTAFF公式サイト

選ぶときに押さえたい3つのポイント

自社業務とマッチする得意分野か?

代行サービスには得意分野があるため、あなたの会社の業務とマッチするサービスを選ぶことが重要です。

コミュニケーション方法や対応体制

リモートでのコミュニケーション方法や、進捗管理の頻度など、オンラインでの業務進行がスムーズかどうか確認しましょう。

小規模スタートが可能かどうか

最初から大規模な業務を外注するのではなく、数時間・数日程度の少量から試すことで、サービスの質を実感しやすくなります。

 

まとめ 〜小さな会社こそ“人の力”を借りて業務を軽くする

オンライン事務代行は、ツールだけでは解決しきれない業務負担を軽減し、戦略的に企業運営をサポートする強力な手段です。特に小規模企業にとっては、フルタイムの従業員を雇うことなく、業務を外部に委託することで、リソースを効率的に活用できます。

 

ツール導入が進まない、または業務負担が大きすぎる場合は、オンライン事務代行サービスを利用して、バックオフィス業務をスムーズに回しましょう。

 

caddyは「どのサービスが最適かわからない」、「まずは話を聞いて比較したい!」という方も大歓迎です。

専任担当が無料相談からお受けしておりますので、まずはお気軽にご状況をお聞かせください。

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